大陰唇(陰部の外側の膨らみ部分)の内側にあるヒダを小陰唇と呼びます。
尿道口と膣の両側にあるヒダでクリトリス(陰核)包皮からつながるようにして左右に分かれている場合もあります。尿道口や膣を保護する役目があります。
右のイラストが正常な女性器になります。
小陰唇の黒ずみ除去(→Vホワイトニングレーザー、塗り薬)
デリケートゾーンの黒ずみは、メラニンの過剰分泌や炎症後の色素沈着、摩擦による角質肥厚など様々な要因から引き起こされます。
様々な美白剤、ホームケア用品が流通していますが、目に見えた効果を期待するにはご自身での根気強いケアが必要でした。
当院の黒ずみ除去Vホワイトニング(インティマ)レーザーは従来のお顔のシミを除去するレーザーとは全く異なり、デリケートゾーン専用のパルス幅で気になる黒ずみを除去することが可能です。
これまで手術でしか改善しなかった小陰唇の黒ずみにも効果が見られます。
小陰唇を小さく(→小陰唇縮小手術)
小陰唇の大きさは人それぞれ異なりますので、どのくらいの大きさが標準という決まりはありません。しかし、小陰唇のヒダが大陰唇よりも大きくはみ出すような場合には細身のパンツを履いた際の違和感や、自転車に乗る際に痛みを感じるなど日常生活での不都合を感じる方も多くいらっしゃいます。
また、はみ出している部分が日常生活で少しずつ刺激を受けるために、元々の大きさよりも徐々に肥大化し伸びてしまったり、あるいは摩擦により黒ずみが徐々に強くなってくる原因となります。
不快感があるという理由で手術を受けられる方と、不快感はないものの昔より徐々に伸びてきてしまったという理由で手術を受けられる方といらっしゃいます。
小陰唇の黒ずみ除去(→小陰唇縮小手術)
小陰唇の黒ずみは大変多いご相談のうちの一つです。
塗り薬での改善を希望される方が当然多いのですが、残念ながら小陰唇に関しましては塗り薬やレーザーでの改善が難しい部位になります。多くの場合、小陰唇は外側へいくほど色素が強くなっていますので、小陰唇縮小手術によって色素の強い部分を除去することによって全体的な色素の印象が薄くなるという治療になります。小陰唇そのものの色素が抜けるわけではありませんが、色が気にならなくなったうえに形も整ったと大変喜ばれる治療です。
小陰唇の肥大がさほどなくても、外側を少し整えるだけで女性器の見た目はずっと若返ります。
小陰唇の左右差を整える(→小陰唇縮小手術)
小陰唇の左右差は誰にでもあります。全く左右が同じという人は一人としていません。どの程度の左右差ならば気にならないかという部分にも個人差があります。明らかに片側が大きくはみ出していたり、片側だけが生理のたびにナプキンに張り付いて不快感があるという方もいらっしゃいます。
このような左右差は、全く同じにまではすることは出来ませんが、手術によってもう片側とそろえることでかなり気にならない程度にまで改善することが可能です。
小陰唇の形を整える(→小陰唇縮小手術)
小陰唇の形がいびつだったり、いぼのように一部分だけ飛び出しているという方が稀にいらっしゃいます。
また、一度過去に小陰唇縮小手術を受けられた跡の縁の部分の凹凸感が気になられているという方もしばしば拝見致します。
小陰唇の縁の部分を形を整え、縫合することで滑らかな形にすることが出来ます。
小陰唇縮小手術の流れ
手術は局所麻酔で可能です。デリケートな部分ですので直接の注射が怖い方は静脈麻酔といって点滴でうとうと眠っている間に手術を受けることも可能です。この場合注射そのものの痛みも全く感じず、手術当日にご帰宅頂けます。
大きさにもよりますが、手術時間は30~40分程度です。
手術後は3,4日、生理のはじまり程度の血液が滲みますので、ナプキンを当てて頂きます。また、安静時の痛みはさほどありませんが、患部が擦れると痛みがあるために、生理用のショーツやガードルなどでナプキンがピタッと当たるようにかるく圧迫して頂くと比較的楽に過ごせます。
シャワーやウォシュレットは翌日から使用可能です。湯船につかるのは手術後1週間目から可能になります。
水分をふき取る際には患部を擦らないようにかるくタオルで押さえるように拭いてください。
溶ける糸を使用するために基本的には抜糸での通院の必要はありませんが、糸の結び目部分などが長く残る場合がありますので、手術から1ヶ月程度を目安に検診にご来院頂きます。この際に糸の残りがあれば抜糸を行います。
1ヶ月目の検診で問題がなければ性交渉が可能になります。
レーザーを用いた小陰唇縮小手術(DLV)
女性器専用レーザー「LaserProダイオード」で小陰唇を切開するために出血が殆どなく、手術後通常3,4日ある出血が翌日ごく少量みられるかどうかという程度で済みます。また、術後の局部のむくみも少なく術後の負担が軽く済みます。
現在クリトリス(陰核)包皮、副ヒダ縮小手術は一般的な美容外科で広く行われている手術ですが、このレーザーを用いたクリトリス(陰核)包皮、副ヒダ縮小を行うことが出来るのは日本で数名。アメリカビバリーヒルズの専門のトレーニングセンターでトレーニングを受け正式なライセンスを取得した医師のみが施術することが出来る特別な手術法です。